マイホームを建てる際の注意点〜その4〜
40代以上の方必見!借地権はラッキー!
みなさんこんにちは、donchikunです。
今回は、ちょっとマニアックかもしれません。
借地権、というのをご存知でしょうか?
具体的にマイホーム購入に動かれてる方ならご存知かもしれませんが、物件情報欄に、「所有権」と「借地権」という記載があります。
名前の響きからすると、所有権はまさに自分の土地になるけど、借地権は借り物?と思われると思います。その通りです!!笑
では、タイトルの意味は何なのか。ですが、
私の意見としては、若い頃に家を買うなら「所有権の物件」、40〜50代以降に家を買うなら「借地権の物件」を視野に入れてみるのがいいかなと。
では、解説していきますね。
所有権というのは、その名の通り、土地の所有者になれるので何も気にする事なく購入してください。
借地権だった場合は、これはオーナーさんが別にいることになります。
つまり、建物だけは自分のものになりますが、土地はオーナーのものを賃貸してることになります。
賃貸というと、みなさんご存知、「更新料が存在するんです!!」
アパートと違って、2年に1回、家賃1ヶ月分、とかではなく、20年に1度!
ただし「100〜150万円ほど!!」
たっかーーーー!!!!
何のメリットもないじゃん!!と、普通なら思いますよね。
まず、借地権の最大のメリットは、通常の所有権で売り出されている物件と比較して、かなり安く手に入る!事なんですね。
普通であれば手が出ないような、駅近の物件だけど、、すぐ近くの似たような物件が借地権で売りに出されてたらほぼ確実に安く手に入ります!
なので、言い換えれば、周辺の所有権物件と比較して、借地権物件なのにあまり値段が下がってなかったら、絶対に買うべきではありません。(あくまで持論ですが。。)
なるほど、メリットがあるのは分かっていただけたかと思います。
ここでまた気になる方もいらっしゃるかもしれませんが、借地ならオーナーから出ていけと言われたら出ていかないといけないのでは?
そう思われる方もいるかもしれません。
それはひと昔前の話しです!17-8年前?に法律が変わって、無理に出て行かされる事はなくなりましたのでご心配なく。ちなみな、このオーナーですが、ほとんどの場合がお寺です!
ここでまたまた気になる方もいらっしゃるかもしれませんが、借地なら転居したいときに売れないのでは?と、思われるかもしれません。
ご心配なく!借地権ごと、つまり、借地の権利として売る事が出来ますので、この点もご心配なくです。
ちなみに余談ですが、この借地権という制度、歴史はとても古くて江戸時代まで遡ります!まぁ、土地を貸してあげるからお米とかちょうだいよー、というところから始まってるんですね。実は江戸時代から現在まで続いてる住宅関係の法律は他にもあって、例えば建蔽率なんかがそうです!
ここら辺は、また色々とお話しがあるので、次回に引き続きたいと思います。
ではでは、みなさま、素敵なマイホームをー!